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Linkly AI 1.2:どのファイルをインデックスに入れるか、自分で決める

フォルダの中には、AI に読ませたいものだけがあるとは限りません。何千枚ものスクリーンショット、数 GB の画面録画、依存パッケージ、Agent に見せたくない私的な資料もあります。Linkly AI 1.2 では、ファイルの種類で絞り込むことも、除外ルールで特定のファイルやサブフォルダを対象外にすることもできるようになりました。

公式モデルのラインアップも更新し、リモート MCP には 200 種類以上の機密情報を自動で隠す機能を追加しました。

1. ファイルの種類と除外ルールでインデックスを管理

「インデックス → ルール」では、二つの方法で対象範囲を指定できます。

  • ファイルの種類ごとの切り替え:PDF、Word、Markdown とプレーンテキスト、Web ページ、電子書籍、表計算、プレゼンテーション、画像、音声、動画を、それぞれ個別に無効化できます。無効にした種類はスキャンされなくなり、すでに登録されているものもインデックスから削除されます。たとえば文書だけを AI に読ませたい場合、「画像」をオフにすれば、スクリーンショットの文字認識に時間をかけずに済みます。
  • 除外ルール:node_modules/、*.log、私人/(中国語で「個人用」という名前のフォルダ)などのワイルドカードに対応しています。全フォルダに適用することも、特定のフォルダだけに適用することもできます。書き方が分からなくても、ライブラリでファイルやフォルダを右クリックし、「除外ルールを追加」を選べます。

保存前に、除外されるファイルの数と具体的な対象を確認できます。除外が影響するのはインデックスだけで、ディスク上のファイルは変更されません。 保存から約 1 分後に、該当する内容のインデックスからの削除が始まります。

2. 公式モデルを更新

今回の更新では、次のモデルを追加しました。

  • すべてのユーザー向け:DeepSeek V4.1 Flash、Qwen3.8 27B、GPT-6 Luna。
  • Pro ユーザー向け:Claude Sonnet 5.5、Claude Haiku 5.5、GPT-6.1 Sol、Gemini 4 Argon。DeepSeek V4 Pro は 0813 バージョンに更新しました。

公式モデルを公開する前に、実際のライブラリを使って検索・読み取り・引用などを検証し、プロバイダーも個別に比較しています。このバージョンからは、データの安全性を高めるため、DeepSeek を除き、公式モデルにはゼロデータリテンションのプロバイダーのみを採用します。

3. リモート MCP が 200 種類以上の機密情報を自動で隠す

クラウド上の Agent がリモート MCP 経由でライブラリを読む際、Linkly AI は検出した機密情報を [REDACTED:種類] という印に置き換え、意図しない漏えいのリスクを下げます。

検出対象には、次のような情報が含まれます。

  • OpenAI、Anthropic、AWS、GitHub など、160 以上のサービスの API Key と Token。
  • 秘密鍵、JWT、接続 URL に含まれるパスワード。
  • ノートに書いた「密码:xxx」(「パスワード:xxx」)や PASSWORD=xxx など、一般的なパスワード記述。
  • 銀行カード番号(末尾 4 桁だけを残します)、身分証番号、パスポート番号、通行証番号など。
  • 二段階認証の復旧コードや各種リカバリーフレーズ。

認証情報が漏れるリスクは下げられますが、完全ではありません。特に重要な秘密やプライバシーに関わるデータは、除外ルールを使ってインデックスの対象外にすることをおすすめします。

4. その他の改善

  • アプリ内で原文を表示:文書プレビューを「解析ビュー」と「原文」で切り替え、PDF の元ページ、画像、音声、動画を直接確認できます。
  • ダブルクリックでファイルを開く:ライブラリの一覧でファイルをダブルクリックすると、システムの標準アプリで開きます。
  • スキャン PDF の画像を保持:スキャン PDF 内の画像や図表を切り出して保存し、解析後の本文からリンクします。

v1.2.0 の全更新内容

新機能

  • ファイルの種類ごとに、インデックスの対象をオン・オフにできます。
  • ワイルドカードによる除外ルールで、特定のファイルやサブフォルダを除外できます。
  • 文書プレビューを「解析ビュー」と「原文」で切り替え、PDF の元ページ、画像、音声、動画をアプリ内で確認できます。
  • ライブラリの一覧でファイルをダブルクリックし、システムの標準アプリで開けます。
  • スキャン PDF に含まれる画像を認識し、切り出して保存します。
  • 公式モデルに DeepSeek V4.1 Flash、Qwen3.8 27B、GPT-6 Luna、GPT-6.1 Sol、Gemini 4 Argon、Claude Sonnet 5.5、Claude Haiku 5.5 を追加しました。
  • [Web] 「連携」ページで認可済みのアプリを確認し、いつでも認可を取り消せます。
  • [Web] 料金ページに Free と Pro の全機能比較表を追加しました。
  • [MCP] リモート MCP が内容を返す前に、検出した API Key、パスワード、秘密鍵、身分証番号など、200 種類以上の機密情報を隠し、漏えいのリスクを下げます。

改善

  • DeepSeek を除き、Linkly AI の公式モデルはゼロデータリテンションのプロバイダーのみを採用。各モデルを多くのユースケースで検証しています。
  • アプリデータを Program Files 内のディレクトリに移行できます。システムディレクトリを選んだ場合の案内も改善しました。
  • 低速回線やプロキシ経由でも、利用枠の確認やクラウドライブラリ一覧などのリクエストがタイムアウトで失敗しなくなりました。
  • [Web] 初回ログイン時に表示名とユーザー名を設定します。
  • [Web] システムメールが六言語に対応し、種類ごとに配信を停止できます。

不具合修正

  • アプリからインストールした Skills を ~/.claude/skills にもリンクし、Claude Code が読み取れない問題を解消しました。
  • 一部の PDF のテキストレイヤーを解析した後に、文字化けや余分な制御文字が生じる問題を修正しました。
  • Windows でアプリデータの移行などに伴ってアプリが再起動した後、MCP クライアントが 60606 ポートへの接続で停止する問題を修正しました。
  • 予期しない終了後、ハードウェアアクセラレーションがオンと表示されているのに、埋め込みモデルが CPU で動作し続ける問題を修正しました。
  • 一部の環境で OCR が「処理中」のままになり、設定画面では OCR モデルのダウンロードを求められる問題を修正しました。
  • キャッシュやアプリデータの移行中に、アプリがフリーズすることがある問題を修正しました。
  • Linux で対話・検索・ノート画面が空白になる問題と、一部のグラフィックカードでクラッシュする問題を修正しました。
  • 内蔵 Chatbot が [cite_key: 3] などの形式の引用を認識できない問題を修正しました。
  • AI プロバイダーのダイアログで、長いモデル ID が枠からはみ出す問題を修正しました。

詳しくは Linkly AI をご覧ください。