インデックスやローカルモデルのデータは、多くのディスク容量を使います。標準の保存先を変更したいという要望に応え、Linkly AI 1.1 では Windows、macOS、Linux のすべてで保存先を変更できるようになりました。
このバージョンでは、Claude のコネクタディレクトリへの掲載と、CLI の認証・ログイン手順の簡略化も行っています。
1. アプリデータの保存先を変更できる
「設定 → 一般 → アプリデータ」で「変更」をクリックし、新しい保存先を選択します。アプリが再起動し、自動でデータを移行します。
移行は、データをコピーし、検証し、新しい保存先が使えることを確認してから、元の場所を整理するという順序で進みます。進捗を確認でき、エラーが起きた場合も復旧できます。後で元に戻したい場合は、「デフォルトに戻す」を選択してください。
2. Claude から Linkly AI を直接追加できる
Linkly AI が Claude のコネクタディレクトリに掲載されました。ディレクトリで Linkly AI を検索して追加するだけで、接続先のアドレスを手入力する必要はありません。
3. Agent と CLI の連携がより簡単に
Linkly AI CLI に linkly auth login コマンドを追加し、CLI のヘルプや Skills も改善しました。
ChatGPT dots、Grok bot、Muse などのパーソナル Agent から、Linkly AI の MCP サービスへ接続しやすくなります。API Key を探してコピーする代わりに、案内に従ってブラウザで確認すれば、CLI の認証とログインを完了できます。
4. その他の改善
- 文書プレビューに目次を追加:見出しから構成を確認し、クリックで該当の節へ移動できます。
- ノートの下書きを自動保存:予期せず終了した場合や再起動後も、未保存の内容を復元できます。
- OCR の精度を改善:レイアウト認識モデルを更新し、スキャン資料の見出し・段落・脚注をより正確に復元します。信頼度の低いノイズも除去します。
- モデルの選択肢を追加:内蔵チャットに Gemini、OpenCode Go、小米 MiMo のプリセットを追加しました。
v1.1.0 の全更新内容
新機能
- アプリデータの保存先を変更し、データの移行・検証・元の保存先の整理を自動で行えるようになりました。
- Claude のコネクタディレクトリに Linkly AI を掲載。検索して追加できます。
- 文書プレビューに見出しベースの目次を追加。クリックすると該当の節へ移動できます。
- 編集中のノートの下書きを自動保存。予期しない終了や再起動後も、手動保存前の内容を復元できます。
- グローバルショートカットを解除できるようにし、メインウィンドウを開くショートカットも追加しました。
- 内蔵チャットに Gemini、OpenCode Go、小米 MiMo のプロバイダープリセットを追加しました。
- OCR のレイアウト認識モデルを更新。見出し・段落・脚注の再現精度を高め、信頼度の低いノイズを自動で除去します。
- [CLI]
linkly auth loginを追加。API Key を手動でコピーせず、ブラウザで確認してログインできます。 - [CLI] LAN 接続を保存し、次回から
--lanで直接接続できます。linkly doctorはローカル・リモート・LAN の接続をまとめて確認します。 - [CLI]
LINKLY_CONFIG_DIRで認証情報の保存先を指定できます。 - [Skills] CLI のブラウザログイン、LAN 接続、新しい
linkly doctorの診断方式に対応しました。 - [Web] 一つのアカウントで最大 10 個の API Key を作成し、それぞれの使用状況を確認できます。
改善
- 「Agent 使用状況」画面で CLI や Skills の新バージョンを検出すると、最大一日待たずにすぐ自動更新します。自動更新を有効にする必要があります。
- 英語検索のスニペットとハイライトを単語全体の一致に変更。
AIの検索でemailやMountainが一致しないようになりました。 grepが RTF、DOC、HTML 文書の特殊文字を含むテキストを正しく検索できるようになりました。- 低速回線やプロキシ経由でも、接続タイムアウトだけで対話リクエストが直ちに失敗しなくなりました。エラー時には具体的な理由を表示します。
- 強制終了・更新後・解像度が異なる画面への移動後も、メインウィンドウのサイズを保持します。画面からはみ出す場合は自動で縮小します。
- クラウド OCR と音声文字起こしの通信再試行時に、利用枠が重複して差し引かれなくなりました。
- 診断レポートでファイルパスをより徹底して匿名化。手動送信するレポートには、問題の特定に役立つログを追加しました。
- [MCP] Pro プランが必要な場合、Desktop がオフラインの場合、タイムアウトした場合などに、単なる「ツール呼び出し失敗」ではなく、AI アシスタントへ分かりやすい説明を返します。
- [CLI] 人にも Agent にも理解しやすいよう、ヘルプと出力を書き直しました。
- [Skills] リモート MCP の新しいエラー説明を補い、Agent が適切な対処方法を案内できるようにしました。
不具合修正
- Ollama、LM Studio などのローカルモデルで、API Key が未入力だと対話できない問題を修正しました。
- OpenCode Go で
MissingSessionIDが表示される問題を修正しました。 - Gemini のツール呼び出しでエラーや空の回答が返る問題を修正しました。
- モデルプロバイダーの追加時に、プリセットを切り替えても名前が入力されない問題と、クラウドサービスにローカルサービス用の「空欄可」という説明が出る問題を修正しました。
- 対話がステップ数の上限に達した後も、処理欄に「実行中」と表示され続ける問題を修正しました。
- 別のディスクや外付けボリューム上のファイルを、右クリックメニューから標準アプリで開けない問題を修正しました。
- インデックスを一時停止した状態で再構築すると、「スキャンまたはインデックス作成中」と誤表示される問題を修正しました。
- 文字コードを認識できない CSV が「処理中」のままになり、毎時間再試行される問題を修正しました。
- OCR 実行中に意味検索用インデックスの処理が止まることがある問題を修正しました。
- [CLI] macOS / Linux で
curl | shによるインストールが失敗する問題を修正。インストールスクリプトはダウンロードしたファイルを検証します。 - [Web] ユーザー名を設定していない作成者が、クラウドライブラリのページで正しく表示されない問題を修正しました。
詳しくは Linkly AI をご覧ください。
