Skip to main content

ノートとは

Linkly AI のノートは、時系列に並んだ小さなカードの集まりです。思いついたことを下の入力欄に一言打ち込んで保存すれば、すぐにタイムライン上の 1 枚のカードになります。 他のノートアプリとの最大の違いは、カード 1 枚がディスク上のごく普通の .md ファイルそのものだという点です。独自データベースもなければ、書き出し機能もありません(必要ないからです)。いつでも Obsidian や VS Code で開けますし、そのまま grep することもできます。同時に Linkly AI にインデックスされるので、検索でヒットしますし、AI アシスタントから読み書きすることもできます。

考える前に書ける速さ

入力欄は常に画面下部にあります。書き終えたら ⌘/Ctrl+Enter。ファイルを新規作成する必要も、タイトルを考える必要もありません

実体はローカルファイル

標準の Markdown + YAML ヘッダー。どのエディタでも読み書きでき、アプリを消しても残ります

どんなことを書くのに向いているか

ノートの立ち位置は短く、速く、あとから見つかることであって、長文を書くことではありません:
  • とっさに思いついたこと:一言の ToDo、ふと浮かんだ製品アイデア
  • 資料を読んでいるときの覚え書き:AI に資料を検索させながら、その結論を横で書き留める
  • AI にまとめさせた結論:Chatbot に一連の資料を読ませて、要点をそのまま 1 件のノートにさせる
  • 断片的な情報の受け皿:会議で耳にした数字、人に薦められた本
きちんとしたドキュメントを書きたい場合は、~/LinklyAI フォルダに Markdown ファイルを新規作成するほうが適しています —— そちらも同じようにインデックスされます。

ノートを開く

ノートは独立したウィンドウではなく、Chatbot ウィンドウの中にあるビューのひとつで、チャットと並ぶ存在です:
  • Chatbot の左サイドバーの「ノート」ボタンをクリックする
  • または ⌘⇧N(Windows / Linux では Ctrl+Shift+N)を押す
**⌘⇧N はグローバルショートカットではありません。**Chatbot ウィンドウを前面に出してフォーカスを当てておかないと反応しません。アプリ唯一のグローバルショートカットは ⌘⇧L / Ctrl+Shift+L検索ランチャーを呼び出す)です。

最初のノートを書く

1

下部の入力欄に書く

ノートビューの下部には常に入力欄があり、プレースホルダーは「メモを書く… #タグ でタグ付け」です。本文が長いときは右上の拡大ボタンを押すと、入力欄がその場で上方向に広がります(最大でウィンドウの 60% まで)。新しいウィンドウは開かず、下書きもカーソル位置もそのままです。
2

保存する

⌘/Ctrl+Enter を押すか、右下の送信ボタンをクリックします。カードはすぐにタイムラインの末尾に現れます。
Enter だけを押すと改行になり、保存はされません。ノートは複数行になることが多いので、これは意図的な仕様です。
3

編集する

カード上の「編集」をクリックすると、カードがその場で編集可能な状態に変わります。ダイアログは開きません。同時に編集できるカードは 1 枚だけです。編集後は必ず「保存」をクリックするか、⌘/Ctrl+Enter を押してください。
4

削除する

カード右上の メニュー → 削除 → 確認ダイアログで確定します。
**削除はディスク上のそのファイルを完全に削除する操作です。**ゴミ箱には入りませんし、アプリ内に取り消しもありません。確認ダイアログにもはっきり書かれています:「ノートファイルをディスクから完全に削除します。元に戻せません。」

エディタでできること

ノートエディタは素の Markdown テキストエリアであって、リッチテキストではありません。見えているものがそのままソースです。ツールバーのボタンは 5 つだけです: 斜体、見出し、リンク、コードブロックのボタンはありません。これは意図的に絞ったものです。ノートは短くあるべきだからです。リスト内で Enter を押すと、次の項目が自動的に続きます。 保存するとカードは閲覧状態に変わり、Markdown が通常どおりレンダリングされます。
**自動保存はありません。**入力欄とエディタの内容はメモリ上にしか存在しません。チャットビューに切り替えて戻ってきても下書きは残っていますが、アプリを終了すると消えます。書き終えたら ⌘/Ctrl+Enter を忘れずに押してください。
閲覧状態では画像はネットワークから読み込まれず、alt テキスト付きのプレースホルダーだけが表示されます。これはプライバシーのための設計です —— リモート画像を表示することは、相手のサーバーに「あなたがこの瞬間このノートを読んだ」と伝えるのと同じだからです。画面上に文字数制限はありません。バックエンド側の上限は 1 件あたり 10 MiB で、日常的な使い方で届くことはありません。

タグ

本文に直接 #タグ と書けばタグ付けになります。# を入力すると候補リスト(最大 8 件)が表示され、↑↓ で選び、Enter で確定します。 保存すると、タグは本文から抜き出されてカード下部のタグ行に表示されます。どれかをクリックすれば、そのタグが付いたノートだけを絞り込めます。 タグは / で階層化できます。たとえば プロジェクト/顧客A読書/技術 のように書きます。1 件のノートにつきタグは最大 50 個、タグ 1 つは 1〜64 文字です。
**画面上に独立したタグ入力欄はなく、タグは本文にしか書けません。**つまり、あるタグを消したいときは、本文中のその #タグ を消すということです。本文が唯一の情報源(Source of Truth)です。

ノートを見つける

タイムライン

ノートビューは日付でグループ分けされていないフラットなカードの流れです。並び順は常に「古いものが上、新しいものが下」で、チャット履歴と同じです。いちばん新しいものが常に目の前にあります。一度に 20 件読み込まれ、上にスクロールすると「さらに読み込む」ことができます。

並べ替え

上部の並べ替えメニューには 3 つの選択肢があります:
並べ替えはセッション単位です。アプリを終了すると保存されず、次に開いたときは「作成が新しい順」に戻ります。

検索

上部の虫めがねをクリックするか、⌘/Ctrl+F を押します。 検索は単純な部分文字列一致ではなく、Linkly AI の全文検索を通ります(セマンティックインデックスができていればキーワード+セマンティックのハイブリッド、そうでなければキーワードのみ)。そのため「リリース計画」で検索して「ローンチの段取り」と書かれたノートがヒットすることもあります。
検索結果は最大 20 件で、ページネーションはありません。範囲を絞りたいときは、先にタグをクリックしてから検索してください。入力には約 0.3 秒のデバウンスがあり、手を止めてから実際のクエリが発行されます。

書いたばかりのノートが検索できないのはなぜか

ここがいちばん戸惑いやすいところです。ノートビューに表示される 3 つの要素は、それぞれ別のデータ経路を通っていて、反映のタイミングが違います: したがって「書いたばかりのノートはタイムラインには見えるのに、検索ではヒットせず、# の補完にも出てこない」というのは正常な挙動です。インデックスが走り終われば解消します。逆に、タイムラインは常に最新です —— そもそもインデックスを参照していないからです。

ノートはどこに保存されるか

すべてのノートは Linkly AI スペース(既定では ~/LinklyAI)の下の Notes/ にあり、月ごとにフォルダ分けされています:
月のフォルダは UTC で計算されるため、月初や月末に書いたノートは、どの月のフォルダに入るかがローカルのタイムゾーンと 1 日ずれることがあります。

ファイル名のルール

ファイル名は <本文の先頭 10 文字>-<ノート id の先頭 8 桁>.md です:
  • 先頭 10 文字は Unicode 文字単位で数えます(日本語なら 1 文字が 1 つ)
  • 連続する空白は 1 つのスペースにまとめられ、この 10 文字に数えられます
  • ファイルシステムで使えない文字(/ \ : * ? " < > |)は取り除かれ、しかも文字数に数えられません
実際の例を挙げます。本文の 1 行目が **Launchやること** のノートでは、* が取り除かれて数えられないため、Launchやること の 10 文字が採られ、ファイル名は Launchやること-91805137.md になります。 本文が記号や空白ばかりで語幹を取り出せない場合、あるいは Windows の予約名(CONNUL など)にちょうど当たってしまった場合は、タイムスタンプ命名にフォールバックします:YYYY-MM-DD-HHMMSS-<8 桁の id>.md
**ファイル名は作成時に決まり、そのあと本文を編集しても変わりません。**こうすることでファイルの同一性が安定し、誤字を直しただけでインデックスや外部からの参照がすべて無効になる、といったことが起きません。

ファイルの形式

各ファイルは標準的な Markdown で、先頭に YAML フロントマターが付きます:
各フィールドの意味: フィールドの順序は固定です。あなたが手で追加した未知のフィールドはそのまま保持され、アプリが消すことはありません。独自のメタデータを入れておいても安全です。 AI が書いたノートは次のようになり、画面上では AI バッジが付きます:

他のエディタで開く

上部に「ノートフォルダを開く」ボタンがあり、システムのファイルマネージャーで Notes/ ディレクトリを直接開きます。 標準的な Markdown なので、Obsidian / VS Code / Typora のいずれからでもそのまま読み書きできます。tags: フィールドはちょうど Obsidian がネイティブに認識する形式なので、Notes/ を Vault として開けばタグパネルをそのまま使えます。 外部で変更した場合、アプリは次のスキャンでそれを検知します。ちょうど同じノートをアプリ内で編集していた場合は、競合の通知が表示され「再読み込み」か「自分の内容をコピー」を選べます。どちらの内容も黙って上書きされることはありません。 ファイル名は自由に変更できます。アプリが元に戻すことはありません。
ノートが「消えた」ように見える操作が 2 つあるので、避けてください:
  1. タイムラインがスキャンするのは Notes/YYYY-MM/ という 2 階層の中の .md だけです。Notes/ 直下や Notes/archive/ のような他のサブディレクトリに置いたファイルは、タイムラインに現れません(ただし全文インデックスの対象にはなるので、検索ではヒットします)。
  2. YAML ヘッダーを削除すると、そのノートはタイムラインから消えます。ファイルはディスク上に残り、検索もできますが、アプリがそれをノートとして扱わなくなります。

AI にノートを書いてもらう

ノートは AI アシスタントから読み書きできます。次の 2 つのツールが担当し、ローカル MCP からも、リモートではクラウドゲートウェイからも利用できます: パラメータの詳細は CLI の使い方を、MCP の設定は AI ツールへの接続をご覧ください。 自然な言葉でそのまま指示すれば大丈夫です:

1 件書いてもらう

「さっきの結論をノートに 1 件記録して、プロダクトとToDoの 2 つのタグを付けて」

読んでから書いてもらう

「ml-papers ライブラリの attention 関連の資料を読んで、要点をノート 1 件にまとめて」

過去を掘り返す

「ops タグの付いたノートを一覧して」
いくつか押さえておきたい違いがあります:
  • **編集にはバージョン番号による同時実行チェックが必要です。**AI がノートを編集するときは、読み取った version を必ず添える必要があります。その間にノートが変更されていれば、書き込みは盲目的に上書きされるのではなく拒否されます(NOTE_VERSION_CONFLICT)。
  • AI が書くノートは本文の書式が制限されます:許されるのは段落、太字、取り消し線、番号付き / 箇条書きリスト、プレーンテキストだけで、画面のツールバーの機能と一致しています。見出し、斜体、コードブロック、リンク、画像、表は拒否されます。あなた自身が画面で手書きする場合、この制限は受けません。
  • **MCP に削除ツールはありません。**ノートの削除はアプリの画面からしか行えません。
  • **リモート接続でも、書き込み先はあなた自身のパソコンです。**この 2 つのツールはクラウドゲートウェイ経由(linkly --remote、または AI クライアントのクラウドコネクタ)でも使えますが、ゲートウェイはデスクトップへ中継するだけで、ノートがクラウドに保存されることはありません。そのためリモートでノートを扱うには、そのパソコンがオンラインであることと Pro プランが必要で、到達できないときに代わりに読めるクラウド上のコピーもありません。
  • タグのルールが違います:この経路では本文中の #タグ を抽出せず、明示的に渡されたタグのパラメータだけを認識します。しかも編集時のタグは全置換で、書かれなかったタグは削除されます。
AI が MCP 経由でノートを書いたあと、画面にすぐ現れない場合は、チャットビューに切り替えてからノートに戻れば表示されます。

よくある質問

Notes には現在専用のクラウド同期機能はありません。ノートはローカルファイルとして Linkly AI スペースの中に保存されます。ただし注意点があります。Notes/ ディレクトリをあるライブラリに追加していて、そのライブラリがクラウドライブラリに紐付けられてプッシュされている場合、ノートも他の Markdown ドキュメントと同じようにアップロードされます。完全にローカルに留めたいのであれば、プッシュ対象のライブラリに Notes/ を含めないでください。
このショートカットは Chatbot ウィンドウにフォーカスがあるときだけ有効で、グローバルショートカットではありません。先に Chatbot ウィンドウをクリックしてから押してください。唯一のグローバルショートカットは ⌘⇧L / Ctrl+Shift+L(検索ランチャーの呼び出し)です。
消えていません。タイムラインはファイルシステムを直接スキャンするのですぐに表示されますが、全文検索はインデックスを通るため遅延があります。インデックスが走り終われば検索できます。同様に、新しいタグも # の補完候補に現れるまで少し時間がかかります。
現在はいずれもできません。ピン留め、お気に入り、アーカイブは今のところ機能に含まれていません。書き出しは必要ないからです —— ノートそのものがディスク上の .md ファイルなので、コピーすれば済みます。アーカイブしたい場合は外部エディタでファイルを別のディレクトリに移せますが、タイムラインからは消える点にご注意ください(詳しくは他のエディタで開くをご覧ください)。
MCP / CLI のこの経路は本文中の #タグ を抽出せず、明示的に渡されたタグのパラメータだけを書き込みます。その結果、タグは YAML の中にあるのに本文には対応する #タグ がない状態になります。画面上のタグ変更は本文を書き換えることで実現されているため、変更できないのです。対処は 2 通りです:外部エディタでファイルの tags: フィールドを直接書き換えるか、本文に対応する #タグ を書き足したうえで画面から一度保存し直してください。
できません。削除はディスク上のファイルを直接消す操作で、システムのゴミ箱にも入らず、アプリ内に取り消しもありません。削除する前によく考えるか、事前に外部エディタでバックアップを取ってください。
含まれます。ノートは ~/LinklyAI の下にある普通の Markdown ファイルであり、他のドキュメントと同じようにスキャン・インデックス・検索の対象になります。そのため検索ランチャーでも見つかりますし、AI アシスタントが search を使ってもヒットします。

関連ドキュメント