- ファイルの種類のスイッチ:画像や動画などを種類ごとまとめてオフにします。すべてのフォルダに適用されます。
- 除外ルール:
.gitignoreと同じ書き方で、名前やパスを指定して一部のファイルやフォルダを除外します。
ファイルの種類のスイッチ
種類は全部で 10 あり、「ドキュメント」と「画像・音声・動画」の 2 グループに分かれています:PDF、Word 文書、Markdown とテキスト、Web ページ、電子書籍、表計算、プレゼンテーション、画像、音声、動画。各行には、その種類のファイルが今いくつあるかが表示されます。- オフにする:その種類のファイルはスキャンされず、インデックスにも集計にも入りません。インデックス済みのものは約 1 分後に削除されます。オフにする前に確認が表示されます。
- 再びオンにする:次のスキャンでファイルが戻り、もう一度インデックスされます。認識済みの文字や文字起こしの結果がキャッシュに残っていれば、そのまま使われます。残っていなければ、画像はもう一度文字認識を、音声・動画はもう一度文字起こしを行うため、ファイルが多いと時間がかかります。
画像の文字認識だけをやめて、ファイル名では画像を検索したい場合は、画像の種類はオフにせず、「インデックス」タブの「抽出の強化」で文字認識(OCR)をオフにしてください。逆に、画像の種類をオフにすると、OCR はスキャンされた PDF と、
Notes・Clips・Canvas フォルダ内の画像だけを処理します。除外ルール
「ルール」タブには、「すべてのフォルダ」用のルールと、フォルダごとのルールがあります。「編集」または「ルールを追加」でルールエディタを開きます。 ライブラリでファイルやフォルダを右クリックし、「除外ルールを追加…」を選ぶこともできます。エディタが開き、その項目だけに一致するルールがあらかじめ入力されます。フォルダにすでにルールがある場合は、メニューに「除外ルールを編集…」も表示されます。ライブラリでは、ルールが直接指定したフォルダの 1 つ上のフォルダ名の後ろにじょうごのアイコンが付き、クリックするとエディタが開きます。書き方
.gitignore と同じで、1 行に 1 つのルールを書きます。
細かな点:
*は同じ階層内の任意の文字、?は 1 文字、[abc]は括弧内のいずれか 1 文字、単独で 1 階層を占める**は任意の深さに一致します。?と[…]が一致するのは英字・数字・一般的な記号だけで、日本語やアクセント付きの文字には一致しません。これらには*を使ってください。- 末尾に
/を付けるとフォルダだけに一致します。 - ルールは上から順に適用され、最後に一致したルールが優先されます。例外ルールは、戻したいファイルを除外するルールより後ろに書いてください。
- 除外されたフォルダの中のファイルは、
!で個別に戻せません。フォルダを除外しつつ 1、2 個のファイルだけ残したい場合は、下書き/*と!下書き/重要.mdのように書きます。 - 英字 A〜Z の大文字と小文字は区別しません。
*.PNGと*.pngは同じです。大文字と小文字を区別する Linux のファイルシステムでも同じで、Draft/はdraft/も除外します。アクセント付きの文字などは、大文字・小文字を名前に合わせてください。Été/はété/を除外しません。 \は常に/として扱われるため、バックスラッシュでのエスケープはできません。名前に含まれる*、?、[、{、}は[*]、[?]、[[]、[{]、[}]と書きます({a,b}はaまたはbに一致します)。- パスはフォルダのルートから書きます。ディスク上のフルパスは書かないでください。
すべてのフォルダと個別のフォルダ
各フォルダは、「すべてのフォルダ」のルールを先に適用し、そのあと自分のルールを適用します。そのため、フォルダ自身のルールで! を使い、「すべてのフォルダ」のルールで除外されたファイルを戻すことができます。
フォルダが入れ子になっている場合(例:資料 と 資料/プロジェクトA の両方を追加している)、ファイルは自分を含むいちばん深いフォルダのルールだけで判定されます。
ルールエディタ
- ルールを入力すると、すぐ下に書き方が正しいか、何件のファイルを除外するかが表示されます。書き方に問題があるときは修正案も示されます。
- 下のプレビューには、具体的にどのファイルが除外されるかが一覧表示されます。リストのルールをクリックすると、そのルールで除外されるファイルだけが表示されます。
- 複数行のルールをまとめて貼り付けることもできます。1 行ずつのルールに分けて、それぞれ確認します。
- 保存すると、何件のファイルがインデックスから削除されるかが表示され、10 秒間「元に戻す」ができます。
いつ有効になるか
除外されたファイルは、保存から約 1 分後にインデックスから削除されます。それまでは検索で見つかります。こうすることで、「元に戻す」やルールの変更のやり直しでファイルを再処理せずに済みます。ルールを外すと、次のスキャンでファイルが戻り、もう一度解析されます。 除外したファイルをクラウドライブラリにプッシュ済みの場合、次の同期でクラウド側からも削除されます。自動同期がオンのときは、一度に削除する量が多いと同期が一時停止し、手動でプッシュして確定するまで待ちます。手動でプッシュした場合はそのまま削除されます。フォルダ内の .ignore ファイル
ルールはファイルに書くこともできます。フォルダに.ignore という名前のファイルを置き、.gitignore と同じ書き方で記述します。
- 置いた階層とその下に適用されます。
- Git リポジトリは不要です。
.gitignoreは Git リポジトリ内でのみ有効ですが、.ignoreはどのフォルダでも有効です。- 一致のしかたは
.gitignoreとまったく同じです。大文字と小文字を区別し、\はエスケープ文字なので、パスには/だけを使います。 .ignoreを編集してもスキャンは始まりません。すでにインデックスにあるファイルは、次のフルスキャン(Linkly AI の再起動時など)で削除されます。
組み込みルール
次のルールは常に有効で、オフにできません。「ルール」タブの下部にも一覧があります。- 隠しファイルとフォルダ:
.git、.obsidian、.DS_Storeなど、.で始まる名前 - システムや同期アプリが作るフォルダ:
node_modules、__pycache__、#recycle、#SynoRecycle、@eaDir、@Recycle、$RECYCLE.BIN、System Volume Information - Linkly AI 自身のデータファイル:インデックス、設定、ログなどのアプリデータ(
ai.linkly.desktopフォルダ) - 一時ファイル:Office が文書を開いている間に作る
~$ファイル、Thumbs.db - Git リポジトリで
.gitignoreにより無視されるファイル - フォルダ内の
.ignoreファイルに書かれたルール - 圧縮ファイル、インストーラー、コードファイルなど、サポートしていない形式
Linkly AI スペースの
Notes、Clips、Canvas の 3 つのフォルダは、種類のスイッチや除外ルールに関係なく常にインデックスされます。ノートの検索、タグ、エージェントによるノートの読み取りは、これらがインデックスにあることを前提にしています。エージェントにルールを書いてもらう
ルールは Linkly AI の設定ファイルconfig.json の indexScope フィールドにプレーンテキストで保存されているので、エージェントが読むことができます。
エージェントに手伝ってもらうときは、除外したいものを伝えてルールのテキストを書いてもらい、そのテキストをまとめてルールエディタに貼り付け、確認してから保存してください。
エージェントが list でフォルダを見たときにインデックス済みのファイルがなければ、インデックスのルールで除外された可能性があるというヒントが表示されます。explore の概要にも、インデックスしていない種類と、ルールを設定しているフォルダの数が示されます。
よくある質問
種類をオフにしたのに、まだファイルが検索に出る
種類をオフにしたのに、まだファイルが検索に出る
想定どおりの動作です。元に戻せるよう、スイッチやルールを最後に変更してから約 1 分後に、除外されたファイルがインデックスから削除されます。その後は検索やライブラリに表示されなくなります。
!下書き/重要.md が効かないのはなぜ?
!下書き/重要.md が効かないのはなぜ?
下書き/ がフォルダ全体を除外しているためです。除外されたフォルダはスキャンされないので、中のファイルを個別に戻すことはできません。下書き/* と !下書き/重要.md のように書いてください。古いバージョンに戻したらルールが消えた
古いバージョンに戻したらルールが消えた
古いバージョンはルールのフィールドを知らないため、起動時に設定ファイルを書き直し、ルールは失われます。除外していたファイルは再びインデックスされます。再度アップグレードしたら、もう一度設定してください。
関連ドキュメント
- インデックスの設定 —— インデックスの各スイッチとトラブルシューティング
- よくある質問 —— ファイル名でも検索できないときの確認手順
- Linkly AI スペース —— ノート、クリップ、キャンバスの保存場所

